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【放送大学】単位認定試験まであと…日(行政学ニュース)2018/01/16 13:09

皆さん、寒さに負けず試験対策頑張っていますか?

単位認定試験まであと……日。

私は最初の試験「行政学」まであと10日を切りました。
4科目のうち3科目が最終日というスケジュール。

さて、今更感満載ながらもうすぐ行政学のテキストを読み終わるのですが……

所感を述べる前に、私は今まで放送大学でこれだけ法律関係を受講してきました。

・企業、消費者、政府と法
・市民生活と裁判
・市民生活と法
・現代の犯罪と刑罰
・著作権法概論
・民法
・刑法
・国際法

で、これらと比べて、一番「行政学」が難しい。
受講する前は、印象だけで行政学が一番簡単だろうと高を括っていたんです。
だってあの民法の分厚いテキストと覚えなければならない情報量を経験したあとなら、自分たちにより身近に関わっている行政法のほうが学びやすいだろうと。
なのに1章読むだけでも何度も読み返して頭の中は「?」だらけ。

では、このていたらくを招いた理由は?
じつはテキストの第一章冒頭の以下がすべてを物語っています。

 これに対して行政法の場合は、「行政法」という名前をもったひとまとまりの法典というものは存在しない。
(中略)
 それでは行政法には、ひたすら各論だけがあって、総論は存在しないのかというと、もちろんそうではなく、そのような行政作用一般に関わる総論的規範内容は、もっぱら学説や判例の「理論」に委ねられているというところが特徴的かつ重要であり、そのことが行政法の勉強を、すこしだけ敷居の高いものにしていることは否定できないにせよ、同時にそれが行政学の勉強を面白くしていることも間違いないところである。
(磯部力「新訂 行政法」(放送大学 2014) P.9〜10

はい!
しっかり書かれていました。
そのためというかそうじゃないかもしれないけど、テキストの内容が概念(理論)、概念、また概念。
民法や刑法のように判例が多いと理解が進むのですが、これまた少ないこともあって、テキストの難解さに拍車をかけている印象です。
(それとちょっとだけ……文章の言い回しが他のテキストと比べてくどい、いや小難しいような……)
まさかあの「民法」がわかりやすいと思える日が来るとは。

って、よく考えたら講義タイトルが「行政」……
行政じゃないもんねorz

いや「行政法」であってました。

さて、そんな中「行政訴訟」に関するニュースが目に留まりました。

<課徴金>取り消し求め提訴…金融審判飛ばし「抜け道」懸念(毎日新聞:Yahoo!ニュース)

行政学核心の行政処分と、テキスト第11章「行政不服審査と行政事件訴訟」、第12章「取消訴訟」に関連するニュースです。インサイダー取引については、今期受験の「刑法」の範疇でもありますが、上のニュースでは行政不服審査と取消訴訟が注目点となっています(たぶん)。
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