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【放送大学】科目選択用シートとExcel2013/02/20 00:15

先日アップした科目選択用シート、ありがたくも作り方のご質問を頂きましたので、ざっと記事にしておきます。

Excelでチェックを入れたら、セルに色をつける方法。
(主にMicrosoft Office 2011での説明です)

(1)チェックの設定

◆「チェック」は「フォーム」から好きな位置に配置。
(フォームはExcelのバージョンによって出し方が異なります)
※大量に配置するVisual Basicの小技的なハウツーはネットにたくさんありますので、ググってみてください。私はVBA打ち込むより早いかと、コピペで手動配置しちゃいました(笑)
やり方は、フォームを一つ配置して、そのセルをコピーします。複数セルを選択してペーストすると、全セルにフォームが配置されます。

◆「チェック」を右クリックし、「コントロールの書式設定...」を開く。

◆「コントロール」タブの中にある「リンクするセル」を指定する。
下の画像では、I3上のチェックフォームに、セルL3をリンクさせています。
ここで指定したセルに、「チェック無し=FALSE、チェックあり=TRUE」が入るようになります。

◆リンクするセルは、一つずつしか設定できないので、ひたすらそのシートのチェックフォームに指定していきます。
チェックフォームを何度も設定するのは面倒ですが、一つのシートに多めに設定しておいたら、他のシートにはコピペできますので、最初だけ頑張って!

ここまでチェックの設定。
次に、色を変えたいセルの指定を行います。

(2)書式を適用したいセルの設定

◆書式を適用したいセルをまとめて選択する。

◆「書式」メニューから「条件付き書式...」を選択する。

Excelスクリーンショット
※画像クリックで拡大

◆「条件付き書式」ウインドウで「ルールの追加」を行い、「新しい書式ルール」は「クラシック」を選ぶ。
(Office2000だと、「クラシック」に似た画面がすぐに開きます)

Excelスクリーンショット
※画像クリックで拡大

◆「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選び、条件式を入力します。画像での数式は、

=($L3=TRUE)

となっています。これは

セルL3がTRUE(セルI3上に配置したフォームにチェックあり)という条件を満たしたときに

という意味です。
I行のフォームにチェックを入れたとき、L行のセルにTRUE/FALSEが入力されるようになっているのは、(1)で行った設定によります。
Lの前の$はL行の「絶対参照」の意味です。無くてもいけるはず。
逆に、数字の前には絶対に「絶対参照」を入れないこと。入れると、すべてのセルが同じセルを参照することになります。

ここで、I3をチェックしたらL3、I4をチェックしたらL4……とならなければいけないのに、L3しか設定しないで大丈夫?と思われた方。大丈夫です。
複数セルに書式を一括指定した場合、適用したいセルの行番号に合わせて書式が設定されます。
ちなみに、数式の括弧は必要ないのですが、なんかイコールが繋がると気持ち悪いので、私の好みで付けてます。

◆フォントの色やセルの色付けなどを設定し、OKします。

◆TRUEやFALSEを見せる必要もないので、列を非表示にしておきます。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

こんな感じで設定していくと、インタラクティブなシートが出来上がります♪

なお、Office2013で作ったファイル(xlsx)を2000用(xls)に保存すると、条件付き書式が適用されません。
原因は、2013で作った数式が、2000では「=(基礎!$L1=TRUE)」と、L3→L1にセル参照が変わってしまう上、すべてのセルの参照がL1になってしまったから。
また、「基礎!」というシート参照が付いてしまい、2000では数式にシート参照があると保存できないとエラーが出てしまいました。

この記事を書くにあたりOffice2000で開いて初めて気付いたので、先にアップしていたファイルは、2000使用だと色が付きません。
今回修正しておきました。

最後に、画像を見ると分かりますが、J行のチェックもM行にリンクしてありますので、「これを使ってどこかの色を変えたい」という方はトライしてみてください。
私はここを「録画・録音済み」として、科目コードあたりに色をつけるつもり。

著作権の戦後加算2013/02/20 21:00

J-CASTニュースで、興味深い話題がありました。

戦後67年、日本はまだ「敗戦国扱い」 米国などに「期間延長著作権料」支払

第2次世界大戦が終わってから67年が過ぎているのに、著作権料をめぐっては、日本はまだ敗戦国扱いのままだった。

 日本音楽著作権協会(JASRAC)によると、日本は著作権料を支払う必要のある作品の保護期間を、作者の死後50年間と定めている。しかし、米国や英国、フランスなど「戦勝国」の作品には、約10年長く支払わなければならない。

いわゆる「著作権の戦後加算」。
敗戦国のなかで、日本だけにしか適用されていないとは。

「著作権の戦後加算」については、放送大学の「著作権法概論」印刷教材152ページに載っています。

ネットにはたくさんの「著作権」に関する情報があります。
以下サイトは、「著作権法概論」を学ぶうえで大変参考になりました。

法、納得!どっとこむ 〜著作権

特にいくつかのページは、「著作権法概論」を学習後、重要なポイントを復習するのに役立ちますよ。

複製権、上映権、演奏権……

著作権がいかに生活に密着しているか、身近な例で説明されていますので、普段法律に馴染がない方も実感しやすいかと思います。