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【放送大学】Automatorでradikoro起動の自動化2016/02/21 23:42

※【お詫び】
すみません……
当初、Macのスリープ復帰・radikoroの起動のつもりで記事を書いていましたが、以下の方法ではスリープ解除はできてなかったorz
よく考えればスリープ中にワークフローは動かないわけで。
かつ、radikoroのスリープ復帰が動作することがわかりましたので、この記事は単なる「Automatorの使い方!」とします。

例えば、Macを使っていてradikoroの起動を忘れそう。
こんなうっかりを回避するために、Automatorとカレンダーを使って起動予約を組み込みます。
要するに、カレンダーに録音したい科目の放送時間を入れておき、時間になったらradikoroを起動するようにしてやるわけです。
AutomatorではAppleScriptを使いますが、コピペすれば終わっちゃいますので気軽に取りかかってみてください。

◆Automatorでradikoroの起動を自動化する
アプリケーションフォルダのAutomatorを起動します。
Automator

書類の種類は「カレンダーアラーム」を選択してください。
カレンダーアラームは、カレンダーに登録したイベントに連動して動くワークフローです。


◆AppleScriptを組み込む
編集画面で画面左のライブラリから「AppleScriptを実行」を選んでダブルクリック、もしくは右側のワークフロー領域にドラッグします。
Automator-ワークフロー編集
▲クリックで拡大

画面右の「AppleScriptを実行」の中を消去し、以下を打ち込みます。もちろん、コピーペーストでもOK。
tell application "radikoro"
	activate
end tell
参考までに、画面では
tell application "radikoro"
	activate
end tell
delay 2
tell application "radikoro"
	activate
	set stationCode to "HOUSOU-DAIGAKU"
end tell
となっていますが、下5行は「radikoro起動後2秒待ってから、放送局を放送大学に変更する」という命令です。
Macの処理速度などによりradikoro起動にコンマ秒〜数秒かかるので、完全に起動するまで2秒待ってから放送局を変える命令を出しています。
ただ、radikoroで予約の際に放送局はすでに設定されていますので、下5行は入力しなくて構いません。

入力を終えたら実行ボタン実行ボタンを押してみてください。
radikoroが起動したら編集作業終了です。


◆ワークフローを保存してカレンダーに組み込む
ワークフローを保存します。
ワークフロー編集
▲クリックで拡大

※注意!!
保存するさい、「radikoro」という名前には絶対にしないでください。
保存されたワークフロー名はradikoro.appとなり、radikoroアプリと同名になってしまうため上手く動作しなくなります。

ちなみに作成したワークフローは
(ユーザー名)/ライブラリ/Workflows/Applications/Calendar/
の中に保存されています。
コマンドキーを押しながらウインドウのタイトル部分をクリックすると、保存場所を開くことができます。
ワークフロー保存場所
▲クリックで拡大

保存ボタンを押すと、カレンダーが起動し、作業しているその日のイベントが作成されます。
イベントは「このMac内」に作られます。iCloudに保存してもiPhoneやiPadでは動作しないので、Macのみのローカルなイベントとなるためです。
ちなみに「このMac内」を手動で作るには、いったんカレンダーの環境設定でiCloudを使用しないよう変更する必要があります。
Automatorのカレンダーアラームは、「このMac内」を自動で作ってくれるため便利なのです。
カレンダーイベント


◆カレンダーイベントの編集
イベントがカレンダーに組み込まれたら、まずは動作をテストしてみましょう。
イベントは作成時間に設定されているので、radikoroでの作業時間を含めてテスト可能な数分後に変更してください。
radikoroに戻り、同じ時間の予約をテストで組み込みます。録音時間は1分でOK。
設定が終わったら、radikoroとカレンダーを終了してじっと待ちます。
時間になったらradikoroが起動し、あらかじめ設定した場所にファイルが保存されましたか?
上手く動作しなかった場合、上の作業を見直してください。

上手く動作したら、科目の放送時間割に合わせてイベントを修正します。
カレンダーイベントの編集

科目の初回放送日、開始時間、終了時間を入れ、毎週であれば繰り返しで「毎週」を選んでおきます。
通知を見ると、「ファイルを開く」で作成したワークフローが選択されているはずです。
「イベントの開始時刻に通知」を見ると、「ファイル(イベントの開始時間)を開きます」となっています。
しかし実際にテストしたら、イベント開始時といってもジャストでは開かず、30秒くらい遅れていました。
なので、以下いずれかの方法で対処します。
・イベント開始時間を放送開始の1分前に設定する。
・イベント開始時間は時間とおりのまま、通知プルダウンの「カスタム...」で「分前」を選び、1分以上前を指定する。
これで録音開始1分前にradkoroが起動して準備万端。

このイベントを他の科目の曜日にコピーペーストして放送時間を編集してやれば、あとはネットラジオの予約が完全自動化され、勝手に録音してくれます。
あ、イベントをコピペした際、イベントのカレンダーはデフォルトのものになってしまいます。必ず「このMac内のAutomator」に変更するのを忘れないようにしてくださいね!
カレンダーイベント

ちなみに前記事でも説明しましたが、録音開始前はラジオの音が出ています。これは録音データの音量に反映されるので、小さくしてはいけません。
音を出したくないときはMacのボリュームを消音にしておきましょう。

いかがでしたか?
ワークフローは作ってみると割と楽しい奴でした(笑)
ただし、radikoroとAutomatorの動作は放送開始前に必ず動作テストしてくださいね。
ぶっつけ本番で録音できなかった……
とならないよう、ダミーの時間を入れて、その時間にちゃんとradikoroが起動し録音されるか、ご自分で確認することをお勧めします。

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