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放送大学の視聴方法についてはカテゴリー「講義視聴」をご覧下さい。
Macでのストリーミング視聴等も詳しく説明しています。

ちょこっとアンケートを設置しています。

【放送大学】市民社会と法('12)2017/01/30 01:53

民法が専門知識なら、こちらは近代法の歴史から、民法や刑法、労働法などの概説。
民法や刑法の講義を受講するなら、これを先に、もしくは同時に聴講しておいたほうがいいと思います。

こちらは民法と逆で、テキストには書かれていない判例などを放送講義で補足しています。
「市民社会と法('12)」で刑法、民法、労働法に割かれているのはそれぞれ3章分です。
使われている判例は「民法('13)」と共通しているものが多く、私は同時学習でそれぞれ理解を補うことができました。
また、刑法の章での説明も以前受講した「現代の犯罪と刑罰」と重なるところがあり、そのお陰ですんなり理解できた気がします。

試験対策は、とにかく過去問を解きましょう!

過去問はもちろん試験対策でもあるのですが、15回にわたる講義のエッセンス(重要ポイント)が問題となっている訳です。
「民法」なんてテキストの情報量が多過ぎてめまいを起こしましたが、過去問を繰り返すうち、何を押さえるべきかが見えてきました。
問題文を読み、テキストでそれが出てくるところを引くことで、要点を整理しながら学習することができます。特に何回も出てくる問題があればそこを読んで覚えればいいんですから、系統立てて学ぶために大変役立ちます。過去問様々です(笑)。

興味がある(いずれ受講するかもしれない)講義の試験問題は、入学したら継続して保存しておくべき!

【放送大学】民法('13)(閉講)2017/01/30 00:29

民法の放送講義は概ねテキストをなぞっていましたが、テキストの情報量が多過ぎるせいで放送では触れない部分も多く、また、いくつかの回ではテキストに無い専門分野の講師による解説がはさまれています(当然さらに読まれないテキスト部分が増える)。

とはいえ、試験前に抑えるべきポイントは全てテキストに書かれていますので、最低限の通読は必要。
テキストが書かれてからも新しい判例や法解釈、また法改定がどんどんなされていることもあり、テキストの修正補足・差し替えが多かった。これは新規開講で変わることでしょう。
講義を進める際、「民法第○条」とある部分について、放送で条文を読み上げたりテキストに書いてあるものもありますが、書かれていないものはできれば六法を引いたほうがいいですよ。条文に目を通すのと通さないのでは、理解の幅が違ってきます。
少なくとも条文をいくつも見ているうちに、テキストの眠気を誘う専門用語の言い回しがほんのちょっぴり身近に感じられないこともない、かもね……くらいになります。かもね。

しかし……これでもおそらく表層をなぞってるくらいの情報量なのでしょうから、法学を専門にしたら頭がパンクしそうです。もっとずっと若ければ吸収力も高かっただろうにと、これほど実感したこともございませんでした。

ちなみに円谷先生の講義は、1.44〜1.57倍速での視聴が私にはぴったりでした(笑)。
放送講義は講師の話すスピードよりテキストを目で追うほうが早いことがよくあるというか、あまり速度が違うとどっちかがおろそかになるので(だいたいは放送のほう)、倍速にしたほうが頭に入りやすいことも。

試験対策は、テキスト・放送講義は事前に終えたものの、過去問は前の試験が終わってから3時間で片付けるという羽目に。
2014〜15年くらいの問題は似通っていて、設問は若干異なるものの論点は共通している問題が多かったので「これはイケる!?」と舞い上がりましたが、前学期まで進めた途端、問題文(の書き方?というか問題へのアプローチの仕方)がいきなり方向転換してしまい。
愕然としながら受けた今期の問題も、同じく方向転換したままでした……がくり。

来学期からは「民法('17)」が開講します。
改定回が6回分ですので、'13から半分近く改定されることになります。
最新の講義を受講したかったなー……とちょっと悔しくなります(笑)。

最後に六法について。
民法の試験は六法のみ持ち込み可ですが、私は電子版(持ち込み不可)しか所有していないので手ぶら受験でした。
試験のためだけに持っていない人がわざわざ買う必要があるのかとなると、新規開講の('17)ではどうなるかわかりませんので断言は避けておきます。
ただ、試験中に六法の条文を引いて回答を導けるかどうかはやや難しいような気がします。
講義中に出てきた条文に付箋を貼っておき、試験中すぐに探せるようにしておけば、判断に迷ったときの判断指針にはなるかもしれません。けれど、設問に必要な条文がどれにあたるかは、当然ですが勉強してないとわからないからです。
試験対策という観点からだと、試験中の六法より、講義で用いられる簡略化された例や過去の判例で概念をきちんと理解しておくほうが効果的に思われます。
(例えば不動産売買における第三者について、詐欺や二重売買などの「状況」を踏まえて「善意」と「悪意」のいずれであるか、対抗要件としての登記の要不要、など)

勉強中、法令を引くだけなら、総務省行政管理局が運営する総合的な行政情報ポータルサイト「e-Gov」内の「法令データ提供システム」で読むことができます。
(民法なら上記リンク先ページの「法令索引検索」でフォームに「民法」と入力して検索)
また、iOSやアンドロイドで機能限定とはいえ無料のアプリもあります。

【放送大学】西洋音楽史第3回2016/07/18 12:36

講義3回目。
記事書きかけで保留してたら、メモを捨ててしまったため全部聴いたのか途中なのかわからなくなり、もう一度聴き直す羽目になった。
試験前にはいい復習になったけど。

■グレゴリオ聖歌「怒りの日」
動画がたくさん上がってますが、曲のキーが違うものがほとんど。
聴きまくってようやく見つけたのが下の動画。
たぶんこれ。



動画:グレゴリオ聖歌「怒りの日」
(ニコニコ動画なのでログインしないと見られませんが、動画にラテン語訳がついています)

■ラフマニノフ「パガニーニの主題による狂詩曲」
講義でかけた音源に音が一番近い。
(「怒りの日」主題繰り返しの3回目頭の音が高いか低いか)
Rachmaninoff, Rhapsody On A Theme By Paganini, Philippe Entremont

■エジプトの子守歌
講義音源とまあ似てるのを探してきました。
動画:Omaima Nami .mp4
動画のタイトルに「Nami」「Nami nami ya sghiri」などがついてるんですが、Nami namiっていうのが「ねんねん(ころりよ)」なんでしょうかね?

■グレゴリオ聖歌(曲名不明) ドリア旋法

■グレゴリオ聖歌(曲名不明) ミクソリディア旋法

■ドビュッシー「沈む寺」(前奏曲集第1巻10曲目)
講義では「沈む寺」となっていますが、「沈める寺」が一般的なようです。
そして一番音源に近いやつ。(同一音源探すの疲れてきた)
動画:C. Debussy - Prelude No.10: La cathedrale engloutie - Krystian Zimerman

■グレゴリオ聖歌(曲名不明) 二声のオルガヌム

【放送大学】西洋音楽史第2回2016/07/18 03:47

2か月前に講義2回、3回目を聴いて記事公開忘れてた。
2回目に使われる曲。

■ペロタン(ペロティヌス)「かしらたちは集まりて」
デイヴィッド・マンロウ盤
ヒリヤード・アンサンブル盤
動画:
マンロウ Pérotin le Grand - Sederunt principes - David Munrow

ヒリヤード・アンサンブル Pérotin - Sederunt Principes, Sheet Music + Audio

■バッハ『マタイ受難曲』
オットー・クレンペラー盤
ポール・マクリーシュ盤

動画:
クレンペラー盤 J.S. バッハ『マタイ受難曲』第1部(全曲) クレンペラー指揮

マクリーシュ盤 Matthew Passion

■テレマン「食卓の音楽」

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ペロタンのSederunt principes(かしらたちは集まりて)
ニューヨーク・ポリフォニー

【放送大学】「音楽史と音楽論」という講義2016/05/31 10:26

「西洋音楽史('13)」関連でググっているとき、だいぶ昔に「音楽史と音楽論」という講義があったことを知りました。

1992年閉講というから、私が入学する10年20年近く前に終わってしまっています。
※私、そんなに長く在籍してません(笑) 修正〜。
 今から24年前というと、私が大学辞めて云々の頃だなあ。
 放送大学の長い歴史を垣間見た気がしました。

その印刷教材が現在文庫本化されてまで読み継がれているそうで。



講義の動画をちょっとだけ見てみたのですが、なんとも面白そうでした。

詳しくはこちらのブログで詳しく紹介されています。
「音楽史と音楽論」おやぢの部屋2さま

現在「西洋音楽史」をラジオで視聴していますが、西洋文化の映像があると、さらにイメージを刺激されますね。
「音楽史と音楽論」は時間ができたら動画で全講義見てみようかな。

ただ、ネットの動画はものすごく映像が荒いので、できればオリジナルを見たい……
閉講した講義は大学で貸し出しをしているのだろうか?

【追記】
コメントをいただきました!!
6月7日(火) 21:30  デジタルマルチ放送(S3)
もう一度みたい名講義~放送大学アーカイブス~
『音楽史と音楽論(’85)~キリシタン音楽~』

なんというタイミング〜。
PPさん、情報ありがとうございましたm(_ _)m